【ED治療薬・レビトラ】正しい知識(基本情報+ジェネリック)をご紹介

レビトラとは

レビトラとは、世界で2番目に誕生したED治療薬です。
2003年にドイツのバイエル社から発売されました。
レビトラの有効成分バルデナフィルは水に溶けやすい性質があります。
そのため、ED治療薬の中でもトップクラスの即効性がレビトラの特徴です。

レビトラの効果

レビトラには「勃起を補助する効果」があります。
具体的にどのような補助をするのか下記をご確認ください。

・反応の補助
 性的な刺激を受けるとスムーズに勃起を促します。

・硬さの補助
 挿入するのに十分な硬さになります。

・持続力の補助
 一度起こった勃起が萎えにくくなります。

この補助された勃起は「満足な性交」をする上で必要不可欠です。

なぜ、レビトラは勃起を補助してくれるのでしょうか?
それは、レビトラの有効成分バルデナフィルに血管拡張の作用があるからです。

バルデナフィルの作用により、陰茎周辺部の血管が拡張されて血液流入がスムーズになります。
このことで、陰茎内部にたくさんの血液が流入しやすくなり、勃起を補助するのです。

勃起するには性的な刺激が必要です。
性的な刺激を受けることでレビトラの効果が発揮されます。

レビトラの特徴

レビトラの最大の特徴は「即効性」です。

過去に性行為直前までED治療薬の服用を忘れていたことはありませんか?

そんな時にレビトラの即効性が役立ちます。
性行為までちょっとだけ時間を稼いでください。
レビトラは30分程度、早い人だと15~20分程度で効果があらわれます。
【注意】効果の発現時間には個人差があります。

レビトラの即効性以外の主な特徴は下記でご覧ください。

・食事の影響
空腹時の服用が適しています。
ただし、服用前後の軽い食事(700kcalまで)なら摂取可能です。
※揚げ物などの高脂肪食は不可

・有効性
レビトラは有効性が高いED治療薬です。
前立腺ガンの手術後や糖尿病や脊椎損傷によるEDにも効果が期待できます。

他のED治療薬を効果が実感できなかった方は、ぜひレビトラを試してください。

レビトラの副作用

レビトラは世界で安全性が認められたED治療薬です。
しかし、高い効果がある治療薬なので副作用が起こる可能性があります。
レビトラを使用する上で副作用を知ることは重要です。
下記よりレビトラの副作用をご確認ください。

引き起こしやすい副作用

レビトラの引き起こしやすい副作用は下記となります。

■主な副作用
・ほてり
・頭痛
・鼻づまり
・めまい
・動悸
など

これらはレビトラの血管拡張作用による一過性の副作用です。
薬の効き初めの合図とお考え下さい。
頭痛がひどい場合には市販の頭痛薬(ロキソニン、バファリンなど)が有効です。

■比較的起こりやすい副作用
・腹痛
・腰痛
・胸やけ
・背部痛
・視覚障害(色が変化して見えるなど)
・光線過敏症(光に過敏になる)
など

これらも一過性の副作用です。
時間が経過するとともに症状が緩和します。

あまりにも辛い場合や症状が長引く場合はお近くの医療機関へご相談してください。

重篤な副作用

非常に稀なケースですがレビトラの服用で重篤な副作用が起こる可能性があります。
下記の症状が出た場合は、すぐにお近くの医療機関で診察を受けてください。

■持続性勃起症(プリアピズム)
陰茎の動脈が破綻し、長時間勃起が収まらない症状です。
【症状】4時間以上、痛みを伴う勃起が続く

■非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)
視神経細胞に血液が提供されないことで、視神経細胞の機能不全や壊死を起こします。
【症状】急激な視力低下

レビトラの飲み方

レビトラの飲み方のポイントをご紹介します。

1、食事に関して
空腹時の服用が適しています。
食事は2時間前までにお済ませください。

どうしても服用前後に食事を取る場合は700kcalまでのあっさりした食事にしてください。
ただし、効果が弱まる可能性があります。
※脂質の多い食事はお控えください。

2、服用のタイミング
性行為の20分~1時間前に服用してください。

3、注意点
水またはぬるま湯で服用してください
清涼飲料水でも問題はありません。
ただし、牛乳などの脂肪性飲料は成分吸収のさまたげになるのでお控えください。

レビトラを服用する上で下記を必ずお守りください。

・用量:20mgまで
初めて服用する場合は10mgが推奨されています。
10mgで効果が弱い場合は20mgを服用してください。

・服用回数:1日1錠まで

・服用間隔:24時間以上あけること

レビトラの注意点

レビトラを使用する上での注意点です。
併用するお薬や体調、持病が原因で思わぬ副作用が起こる可能性があります。

・併用禁忌
・併用注意
・その他(併用禁忌・注意以外の注意点)

安心してレビトラをご使用いただくためにも上記3点を必ずご確認ください。

併用禁忌

併用禁忌とは、レビトラと併用して使用できないお薬です。
下記に該当するお薬を使用されている場合はレビトラの使用はできません。

・硝酸剤およびNO供与剤
・抗ウイルス薬(HIV治療薬)
・内服の抗真菌剤(水虫などのカビによる感染症の治療薬)
・抗不整脈薬
・慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬

これら以外でもお薬を使用されている場合は、事前に医師または薬剤師にご相談してください。

併用注意

併用注意とは、レビトラと併用するのに注意が必要なお薬です。
下記のお薬を使用されている場合は、レビトラの服用前に医師または薬剤師にご相談してください。

・α遮断薬
・カルペリチド
・マクロライド系抗生物質
・ビカルタミド(カソデックス)
・リファピシン(リファジン・アプテシン)

尚、お薬ではありませんがグレープフルーツ(ジュース含む)に注意が必要です。
グレープフルーツとの相性が悪く、副作用が強く出る可能性があります。
これはグレープフルーツの成分がレビトラの代謝を悪くさせることが原因です。

これら以外でも何かお薬を使用されている場合は、事前に医師または薬剤師にご相談してください。

その他

レビトラの「併用禁忌」「併用注意」以外の注意点です。
持病や体調により、レビトラがお体に合わない場合があります。
そのため、下記に該当する方はレビトラの使用はできません。

・有効成分バルデナフィルにアレルギー症状のある方
・心血管系の障害などで医師から性行為が不適当と診断された方
・先天的に不整脈(QT延長症候群)がある方
・6ヶ月以内に心筋梗塞や脳梗塞、脳出血の既往歴がある方
・重い肝障害・腎障害のある方
・極度の低血圧の方やコントロール不十分な高血圧の方
・不安定狭心症の方
・網膜色素変性症(進行性の夜盲)と診断された方

上記以外でもお体にご不安がある場合は事前に医師または薬剤師にご相談してください。

レビトラの入手方法

レビトラの入手方法は2つあります。

・医療機関での処方
・個人輸入による通販

最初に選んだ入手方法で購入を続ける必要はありません。
その時々のメリットに応じて入手方法を選択してください。

医療機関での処方

レビトラは処方箋医薬品です。
医師の診断のうえで発行する処方箋に基づき調剤薬局で入手できます。
まずは、下記にて入手までの手順と価格をご確認ください。

■受取までの手順
1、医療機関の選定・予約
2、診断
3、処方箋発行
4、調剤薬局で入手(※)
(※)病院内で受け取れる院内処方のケースもあります。

■価格(1錠あたりの単価)
・10mg錠:1600円前後+診察代(初診料/再診料、処方料)
・20mg錠:2000円前後+診察代(初診料/再診料、処方料)

自由診療のため、医療機関によって価格が異なります。

上記の点をふまえ、病院処方のメリット・デメリットをご説明します。

【メリット】
・医師の診察のもと、安心してED治療に取り組める
使用しているお薬がある場合や体調に不安がある方は初回は医療機関での入手が向いています。

【デメリット】
・入手不可能な場合がある
医療機関がお近くにない場合や診察を受ける時間がない場合は入手不可能です。

・手間がかかる
病院を探して予約したうえで診断となるので手間がかかります。

・費用が高額
(例)診察代が3000円だった場合
レビトラ20mg(1錠)入手にかかる費用は「5000円」と高額になります。

これらのデメリットに加え、羞恥心を感じる方が多くいます。

個人輸入による通販

レビトラは個人輸入による通販で入手ができます。
個人輸入とは「海外製の薬を個人使用目的で海外から輸入すること」です。

個人輸入をするさいは「個人輸入代行サイト」を利用するのが一般的です。
個人輸入代行サイトを利用すれば、国内の通販同様に簡単にレビトラの購入ができます。
レビトラを購入するさいは下記のサイトを利用してください。

・お薬なび
・ベストケンコー
・安心通販マート
・オオサカ堂

「お薬なび」でのレビトラの受取までの手順、価格をご説明します。

■受取までの手順
1、注文(※1)
2、支払(※2)
3、発送
4、受取
(※1)注文方法:ネット注文・電話注文・メール注文・FAX注文
(※2)支払方法:銀行振込・クレジット決済・コンビニ決済

■価格(1錠あたりの単価)
・10mg錠:1337円
・20mg錠:1337円~1682円

以上のことから個人輸入のメリット・デメリットをご説明します。

【メリット】
・低コストで入手できる
通販では診察代はかかりません。
そのため、医療機関での処方より低コストで入手できます。

・手軽
自分の好きなタイミングでだれにも会わずに注文してください。
注文と支払が終われば、レビトラの到着を待つだけです。

【デメリット】
・受取まで時間が必要
海外から取り寄せるので到着まで時間がかかります。

・偽物
個人輸入で一番のデメリットが偽物の存在です。
しかし、上記でご紹介した4サイトを利用すれば偽物が届くことはありません。

実際のデメリットは受取までの時間のみです。
しかし、医療機関の予約~入手までを考えれば大きなデメリットとはいえません。

服用薬や持病などでレビトラの使用が不安な場合は最初は医療機関で入手をしてください。
その後、問題がなければ、その後は通販(個人輸入)での入手も可能です。

レビトラの偽物

レビトラには偽物が存在します。
ここではレビトラの偽物の特徴をご紹介します。

・パッケージの成分表記
レビトラの有効成分は「バルデナフィル」です。
偽物の場合、異なる有効成分が記載されている場合があります。

・錠剤の「BAYER」の刻印
レビトラを販売しているバイエル社の刻印です。
偽物の場合、スペルミスや印字の位置が異なる場合があります。

・錠剤の成分量の刻印
レビトラの錠剤には成分量(5mg、10mg、20mg)を示す刻印があります。
この刻印が「5」「10」「20」以外の数字の場合は偽物です。

・錠剤の色の違い
レビトラはオレンジ色の丸形の錠剤です。
偽物の場合、「濃い」「薄い」など色に違いがあります。
ただし、色の違いを見る場合は正規品と見比べる必要があります。

実際に偽物を見分けるのは非常に困難です。
少しでも不審な点がある場合は使用はお控えください。

レビトラジェネリック一覧

こちらでは、レビトラのジェネリック医薬品をご紹介します。
ジェネリックの魅力は何といっても「コストパフォーマンス」です。
低コストでレビトラと同等の効果を得られることから非常に人気があります。
種類も豊富なので、ぜひ、あなた自身にあったレビトラジェネリックを見つけてください。

バリフ

バリフは、レビトラのジェネリック医薬品として最も認知度の高いED治療薬です。
レビトラの1/9程度の価格で購入できることから高い人気を誇ります。
低コストでも有効性と安全性はレビトラと同等です。
下記にて驚きの価格をご確認ください。

■価格(価格参照:お薬ナビ)
・バリフ20mg
10錠:1900円(1錠:190円)
30錠:5130円(1錠:171円)
100錠:15200円(1錠:152円)

■製造・販売:アジャンタファーマ社(インド)

ジェビトラ

ジェビトラは、用量が豊富な特徴を持つレビトラジェネリックです。
現在、「20mg」「40mg」「60mg」が販売されています。

■価格(価格参照:お薬ナビ)
・ジェビトラ20mg
10錠:2340円(1錠:234円)
30錠:6320円(1錠:210円)

・ジェビトラ40mg
10錠:2880円(1錠:288円)
30錠:7770円(1錠:259円)

・ジェビトラ60mg
10錠:3600円(1錠:360円)
30錠:9720円(1錠:324円)

1日の用量は「20mg」までです。
ピルカッターなどでカットしてご使用ください。

■製造・販売:サンライズレメディーズ社(インド)

サビトラ

サビトラは、低用量「10mg」も販売されているレビトラジェネリックです。
低用量を使用したい場合、錠剤をカットするなどの手間がかかりません。
普段レビトラ10mgをご使用されているかたにおすすめです。

■価格(価格参照:お薬ナビ)
・サビトラ10mg
10錠:2160円(1錠:216円)
30錠:9180円(1錠:183円)
100錠:14680円(1錠:146円)

・サビトラ20mg
10錠:2250円(1錠:225円)
30錠:10120円(1錠:202円)
100錠:18000円(1錠:180円)

■製造・販売:サバメディカ社(インド)

ビタラ

ビタラはお財布にやさしいレビトラジェネリックです。
1錠あたりの単価は「152円~190円」と格安で入手できます。
レビトラの長期使用をお考えの方におすすです。
もちろん、レビトラと同等の安全性と有効性を兼ね備えています。

■価格(価格参照:お薬ナビ)
・ビタラ20mg
10錠:1900円(1錠:190円)
30錠:5130円(1錠:171円)
100錠:15200円(1錠:152円)

■製造・販売:シグネイチャー社(インド)

レビスマ

レビスマは、日本人の体質にあわせて製造されたレビトラジェネリックです。
開発元のレクメズ社には現地在住の日本人監修者がいます。
そのため、パッケージの日本語表記も特徴です。
尚、他のレビトラジェネリックは10錠入からの販売ですが、レビスマは4錠入から購入できます。

■価格(価格参照:お薬ナビ)
・レビスマ10mg
4錠:1700円(1錠:425円)
20錠:7650円(1錠:382円)
40錠:12600円(1錠:315円)

・レビスマ20mg
4錠:1750円(1錠:437円)
20錠:7880円(1錠:394円)
40錠:12600円(1錠:315円)

■製造・販売:レクメズ社(インド)